一人さんのお話から聴きとった
『一人(ひとり)さん物語』
心の師匠、斎藤一人さんは、幼少の頃からとても身体が弱い子でした。
同年代の小学生たちが走り回っているのを観て、とても不思議に感じていました。
なぜって、身体が重くて起き上がるのがやっとでしたから。
一人さんは数人いる兄弟の中の末っ子。
やんちゃな兄たちが遊び回っていても、ひとり布団の中で大好きな読書をして過ごす子どもでした。
一人さんは学校が大好き。
でも、目覚めるともう、昼でした。
それでも学校が好きなので、すぐに登校します。学校に着くと、友達とわーっと盛り上がります。
そして、疲れると早退しました。
そんな子どもだったので、先生には嫌われたようです。
・・・
そうして、大好きな読書をしながら、医者も首をかしげる自分の身体の不調をなんとか健康にしようと、食材を調合して「青汁」を作ったのでした。
そうこうするうちに、その「青汁」が近所の評判を呼び、人々が入れ物を持参して一人さんが作った「青汁」を求めるようになって実現したのが、一人さんのお店『銀座まるかん』の前身です。
・・・
月日は経ち、一人さんは気付いたのでした。
なぜ、自分の身体が弱かったのか。
それは、たくさんいる兄弟の中で、大好きな母親を独り占めしたかったから。
一人さんは、無意識に母親の独占方法を身に着けていたのです。
一人さんがこれをお話されたのは最近のこと。
ふつう、ひょっとしたら?と、自分を疑うにしても、この真実を周りの人に暴露するでしょうか。
これが、私が一人さんを師とあおぐ理由かもしれません。
今いるこの世界って何だろう?
心の師匠、斎藤一人さんが言われました。
「人間の魂は死なないんだよ。人間は何度も生まれ変わるし、これからも生まれ変わるんだ」
「生まれ変わる理由は魂の成長だよ」と。
じゃ、どうすればいいの?
「上機嫌に生きればいいんだよ」
「いつもね」