会社の飲み会、あまり行きたくありません。
何故って、どう対処してよいかわからないからです。
飲み会で気遣い上手になるには
若手は下座に座って注文や片づけをするのは知っているのですが、上座の人へ気遣いをするには少し遠すぎて不便じゃないですか?
(8~15人くらいの飲み会、長机を想定してください)
一番奥に座っている人の飲み物がなくなってきたのが分かっても、飲み会席を横切る形で大声で「○○さん、次何か飲まれますか?」
と叫ぶと全員の話を止めてしまいます。
先日、お酌に精を出していたら
「お店の人じゃないんだからw」
とやんわり注意されたことがあります。
「親睦を深めるための飲み会なのにあんまりうろうろしてたら話せないし、飲み会の意味ないでしょ」と怒られ、どうすればいいのやら‥
下座にいる人がわざわざ奥には行きません
若手は、上司の飲み物がなくなる心配じゃなくて、全体的に飲み物が行き渡っているか確認しましょう。
店員だってあんまり上座には行かないですよ。
上司が個別に日本酒なんか飲んでるときは部下が注文するのであまり気にしなくていいです。
空いた皿を近くの人が後ろや下座に下げたとき、それを片付けていればいいです。
楽しく飲んでるのに片付けや注文聞かれると
目障りで、気分悪く思う人もいます。
若手は少々気がきかないくらいの立居振舞でOKです。
お酒の席でのマナー一般
公の飲み会では『最初の一杯はビール』がマナーです。(人数が多いなら特に)
注文の手間を省き、提供されるまでの時間を短くするためなので、ビールが苦手でも我慢しましょう。
乾杯の際は自分のグラスが上の方のグラスより下の位置になるようにしてね。
ビールのお酌の仕方
ビールを注ぐときは、ラベルを上に向ける。
このとき、手の甲が上になるように注意してください。
手の平を上にして注ぐのは、「逆手の逆注ぎ」といって失礼になります。
日本酒のお酌の仕方
お銚子は、片手で持っても良いのですが、女性の場合は、左手を添えて持ちましょう。
注ぎ口のないものは、絵柄を上にします。
盃は、ビールのようになみなみと注いでしまうと、飲むときにこぼれてしまい、飲みにくいので八分目を目安にしてください。
盃をテーブルに置いたまま注ぐ「置き注ぎ」は、NGです。
お酒を注いでもらうとき
【ビールの場合】
グラスを片手に持ち、もう片方の手は底に添えて、相手が注ぎやすいように少し傾けてから、
垂直に立てると泡がきれいに立ちます。
注いでもらったら、必ず1回は、口をつけます。
※注いでもらってすぐに置くのは失礼にあたります。
【ワインの場合】
カップの部分を持つと、手の体温が伝わって中のお酒を温めてしまうので、指を揃えて脚の部分を持ちます。
改まった席でなければ、自分たちで注ぎあってもかまいませんが、
その場合は男性が注ぐのがマナーです。
注ぐときはなみなみと注がず、グラスの半分くらいにね。
ビールの注ぎ足しについて
日常的な飲み会や、宴席の乾杯のシーンでよく登場するのがビール。
お酒は注いだり、注がれたりして飲むものですし、日本では、相手のグラスが空になる前にお酌をするケースが多いようです。
相手のグラスが空にならないように気配りをすると、どうしても注ぎ足すことになってしまいます。
しかし、ビールをおいしく飲むためには、本当は注ぎ足さないほうがいいのです。
なぜなら、ビールの特性として、泡があるからこそ新鮮なおいしさを保つことができます。
注ぎ足してしまうと泡が消えて、味が劣化することになってしまうのですね。
相手のグラスを空にせず、できるだけおいしい状態で飲むためには、グラスに残り少なくなったところを見計らって、お酌をします。
自分のグラスにビールが追加されるとき
相手へのお酌ではなく、反対に自分のグラスにビールが注がれるときは、一口飲むなどして、グラスの中のビールを減らしてから注いでもらうとよいですね。
ポイント!
・注いでる途中に、注ぎ切り(ビンがカラ)になっちゃダメ。
・もしカラになったら、しずくを数滴、自分のグラスに入れ、注ぎ切りじゃない仕草をしてね。
近くの方のグラスが空になっていたら、
こそっと注文する(その人が決まった物を飲む場合)とか、
『次、何にします?』と聞くなりし、注文する事は男女問わずしています。
飲みたくないとき・飲めないとき
お酒の席では、自分の酒量を知っておくことは、とても大切。
「もう飲めない」「飲まない」というときに勧められてしまったら、
グラスの上に手をかざして、「もう結構です」という言葉とともに
示してね。
※グラスに手でふたをするのは、不調法なのでやめましょう。
出し物やゲームが苦手?
もし、出し物やゲームで盛り上がっていたら、自分もそれに参加して盛り上がる。
それが第一。この雰囲気が好きじゃないとゲームなどに参加しなかったり、逆に一人ではしゃいだりして雰囲気を壊すのは非常識となります。
会社の飲み会っだからといって、お酌に精を出さなくていいんです。
先輩の言われるように、お店の人ではないのです。
お酌ばかりしていたら、飲み会を楽しむことはできませんし、ウザく思われるだけですよ。
会社の飲み会は気を使うものです。
しかし、何気ない先輩方の会話の中にも、
飲み会の場だからこそ聞ける大切なことがあるはずです。
決して無駄にはなりません。
ニュース!
当ブログの記事「お酒の席でのマナー」が
『ナースときどき女子by看護のお仕事』に取り上げられました!
Leverages Co.様、ありがとうございます!