季節の行事

節分の豆まきは悪魔祓い(鬼退治)

なぜ節分には豆まきをするのだろう?
そもそも節分って何?

日本に生まれ住んでいるのに、外国の人に尋ねられても応えることができません。
知っているようで知らない日本の行事。

ちゃんと応えられるようになりたいと思いました。

節分を知るには日本地域の特徴から

日本には春夏秋冬の四季があります。
本当は、節分は季節の変わり目ごとにあるんです。
だけど、豆まきがあるほど、大事に催されるのは春の節分です。

お正月の年賀状に「迎春」とか書いたりしますよね。
「春を迎える」って書くけど、
一年のうち、寒い冬が明けて暖かい季節がやってくる。

暖かくて心がホッとする「春」!

みんなが待ちこがれているのが「春」なんです。

節分とは

節分とは、その「春」が始まる「立春」の前の日のことを言います。
こよみで言う「春」の前の日に
「新しい一年が、不幸や災いの無い幸せな一年になりますように」と神様にお願いをする。
その神様を迎えるために、大掃除をする日が節分なんです。

今でも、年末の大晦日に大掃除をしますよね。
その大掃除を、春を迎える前日にすると考えると分かりやすいかしら。

大掃除は邪気(鬼)などの悪いものをなくすということ。
何故2月にするかというと、
寒い冬から暖かい春に近づくこの時期を
一年の境として、大晦日と同じように考えられたから
なんです。

立春の前日の節分は、大寒の最後の日であるため、
本当は、寒さはこの日がピーク!
そして、立春の日からだんだん暖かくなっていくという意味なんです。

この寒いときに、身を清め、仕上げに豆をまいて、
鬼を追い払うのが豆まき
なんです。

豆まきをしよう

豆には「生命力と魔除けの呪力が備わっている」と考えられていて、
語呂合わせの「魔目(豆・まめ)」もあり、鬼の目に投げつけて鬼を滅する「魔滅」に通じていて、
鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、
一年の無病息災を願うという意味合いがあります。

豆をまいて、鬼を追い払う。
豆をまく際には掛け声をかける。
「恥ずかしい?」
でも、大声出さないと、鬼は逃げていきませんよ?

掛け声は通常「鬼は外、福は内」と豆をまく。
これにもバリエーションがあって、
「鬼は外」ではなく「鬼も内(鬼は内)」という所もあるのをご存知ですか?

たとえば、鬼を祭神または神の使いとしている神社、
家庭内での豆まきでも、
「鬼」の付く姓(比較的少数だが「鬼塚」、「鬼頭」など)の家庭
もしくは鬼が付く地名の地域では「鬼は内」の掛け声もあるそうです。

豆の豆知識

使用する豆は、炒り豆。
なぜ炒り豆かというと、生の豆は、そこから芽が出てきますよね。
「魔」から目が出てくるということで、大変、縁起が悪いとされています。

節分の意味が旧年の厄災を負って払い捨てられるものであるということと、
まいた豆から芽が出てはいけないという意味あいもあるんです。

でも、地域によっては落花生をまく場合もあります。
北海道・東北・北陸・南九州の家庭では
「落花生は大豆より拾いやすくて、
地面に落ちても実が汚れない」という合理性から独自の豆まきとなっっているんですよね。

節分の豆まきの由来と子どもとの関係

最近の豆まき

節分の時期になると、
多くのスーパーマーケットでは節分にちなんだコーナーが設けられ、
その中で福豆(ふくまめ)として売られています。

元来は家長たる父親あるいは年男が豆をまいて鬼を追い払うものなんですが、
小学校では5年生が年男・年女にあたります。

そのため、5年生が中心となって豆まきの行事を行っているところも多いんです。

最近の家庭内の豆まきでは、鬼の役はお父さん!
厚紙に印刷された鬼の面が豆のおまけについていることがあり、
お父さんがそれをかぶって鬼の役を演じて豆まきを盛り上げます。

お父さんは強くて大きいから鬼の役にピッタリなんだですよね。
そして鬼を退治するのは、優しいお母さんを助ける子どもたちです。

掛け声は通常「鬼は外、福は内」と豆をまく。
ふだん、家でふんぞり返っているお父さんをやっつける絶好のチャンスです!

神社仏閣と幼稚園・保育園が連携している所では、園児が巫女や稚児として出る所もあります。

また、相撲力士を招いて豆撒きをする社寺もあります。
その理由は、しこ・四股を踏むことにより、凶悪な鬼を踏みつけ鎮める悪魔祓いをする意味があるんです。

日本って調べていくと、面白くなってきませんか?
次は、豆まき昔ばなしです。

豆まき昔ばなし

昔、京都に鬼が出て、みんなを困らせていました。
その時に、神様からのお告げで、
豆を鬼の目に投げて、退治したのでした。

鬼=魔

「魔(ま)を滅(め)っする」という言葉から、豆を撒くようになったのさ!

<終わりに>

「立春」という春の前日に、豆をまいて鬼を追い払う行事。
神様を迎えるために、大掃除をする日が節分なんですね。

そうしたら
「新しい一年が、不幸や災いの無い幸せな一年になりますように」と
神様にお願いをすることができるんです。

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