通信教育のレポートを書くのは自宅が多いと思います。しかし、そこが盲点。
自宅は教室の緊張した雰囲気がないので、つい油断しがちです。
私たちは「レポートを書く」という作業を、
その書き方を教わったこともありませんし、
教わろうという気持ちもありません。
ただ「なんとなく」書いた文章は、
論理があいまいだったり、主張が無かったりします。
そこで、学習計画を立てましょう。
レポートを書く以前の計画として
卒業資格の単位数を把握するわけです。
大学の卒業要件は124単位です。
(学科目の修得単位数の合計)
そのうち30単位以上をスクーリングで修得することが必須となります。
入学したばかりなのに、
なぜ卒業のことを考えるのかというと、
目標となる卒業の攻略方法を考えなければ、
時はどんどん過ぎて行くからです。
大学の1単位とは
45時間分の学習内容が1単位です。
1単位の内訳は、15時間の講義と30時間の自宅学習。通信教育では、
講義に当たるのがテキストとなります。
テキストはA5判75~100頁と定められています。
つまり、通信教育の学習形態は、
「1単位あたり100頁位のテキストを読み、
力だめしの課題があれば取り組み、
レポートを作成して大学に郵送する」
までが45時間ということです。
卒業要件を満たす124単位は、例えば4単位の科目で
2ヶ月から2ヶ月半の学習単位となり、
スクーリングの30単位と合わせると、
ほぼ4年間で所定の学習を完了する計算になります。
通信教育の利点
通信教育の良いところは
自分の好きな時間に学習できること、
しかし、裏をかえせば自分ひとりの勉強です。
最初の学習形態は2つ
- 自宅に配布されたテキストに沿って学習します。
- 各教科ごとに課題があるので、課題に沿ってレポートを作成して郵送します。
レポートの作成方法がわからない
見慣れない原稿用紙にレポートを書くのですが、どう書いてよいか、
書き方すらわかりません。
そんなとき、
同じ科目の合格レポートを参考にします。
(慶友会で友達になった人から借ります)
みんな、同じ道を歩んでいるので、
レポートのコツや書き方が手に取るように分かりやすいです。
でも、油断すると落とし穴もあります。
あまりに素晴らしいレポートは、
ついついコピーしたくなりますよね。
しかし、コピーしたレポートは受験資格が剥奪されます。参考程度に活用しましょう。
レポート課題をよく考え、自分の考察を
レポートにまとめるようにしたいのですが・・仕事の疲れが出てすぐ眠くなります。
そこで考えたのが、早朝作戦です。
レポート作成は早朝作戦
レポートを書くとき、一日のうちであなたはいつ書こうと思いますか?
一般的に考えると、就寝前に行うのではないでしょうか。
私がオススメしたいのが、早朝作戦です。
いつもは7時か8時以降に起きるあなたが、午前4時に起きるのです。
まず、トイレで用を足してから、
コップ1杯の水またはお気に入りのジュースを飲んでください。
それから、レポート作成に取り組みます。
これが作戦の原型です。
でも、最初のうちは起きられません。
まず午前6時→5時30分→5時と、だんだんと起床時間を早めていきます。
早朝の頭脳って、自分でもびっくりするくらい目覚めが良く、テキストに集中しやすく、
テキストの要点が何なのか、
何を表現しようとしているのかが
理解しやすくなります。
当然早起きするのですから、
就寝時刻を早くするのが普通となります。
例えば、4時に起きるなら、
遅くとも22時を就寝タイムとしなければならないのですが、
不思議なことに、
レポート作成に夢中になってくると、
23時に就寝しても4時に目が覚めるようになってきます。
そして、時々はぐっすり7~8時間以上の睡眠をとる方法や、
昼寝を1~2時間とる方法など、
あなたなりの一番よいと思う睡眠のとり方が、
自然にかたまってくるようになります。
これで大丈夫です。
この早朝勉強方法は、
科目試験当日の朝にも役に立ちます。
要するに、一夜づけしないで、早朝バージョンで頭の中につめこむ方法です。
科目試験の申込み
レポートを郵送したら、
科目試験の申し込み資格が発生します。
なぜなら、レポートの合否結果が出る前に、
試験日が来ることもあるからです。
レポートを提出すれば、
その科目の試験を受けることができます。
レポートの評価はA・B・C・Dの4段階で返送されてきます。
A・B・Cの評価は合格、4段階の一つ「D」が不合格で、レポートの再提出となります。
レポート郵送までのまとめ
- テキストを読みレポートを書く
書き方がわからないときは
慶友会のお友達の合格したレポートを拝見させてもらう - 科目試験の申込みをする
提出したレポートが戻ってこなくても
そのレポート科目の試験を申し込む
まずは、レポート提出。
書き方が不安でも、郵送してみましょう。
提出科目や添削される教師によって
採点後に返送される時間は異なります。
とりあえず、レポートを提出したので、
科目試験の受験資格ができました。
あとは、科目試験の受け方に移行します。