金スマで紹介されたふくらはぎ健康法はこむらがえりしなくなります。
ふくらはぎと言えば不安なのはこむらがえりです。
ふくらはぎを足首から上に向かって1分ぐらいもんでみてね。
たった1分なのに、早くも体がポカポカしてきませんか?
なぜ、体が温かくなるの?
それはね、実は私たちの体は、ふくらはぎのおかげで体中の血のめぐりがよくなっているからです。
こむらがえりは血流が悪いサイン
こむらがえりが起きるのは血のめぐりが悪く身体が不健康になっていると考えてもいい。
朝の起きがけに、無意識に伸びをしたとき、突然ふくらはぎや足の裏がつって、ひどく痛んだつらい思いはもうイヤですよね。
こむらがえりという名称の由来
「こむら」という名は平安時代からのふくらはぎの呼び名です。
肉のかたまりを「ししむら」と呼んでいたので、「小さい肉のかたまり=こむら」に由来しているようです。
あの痛みはまさに筋肉がひっくり返る感じで絶妙なネーミングですが、はるか昔の平安時代にも、みんな苦しんでいたのですね。
こむらがえりの原因
は解明されていない部分も多いです。
しかし、次の状態が一因になるようです。
- 体が疲れきって筋肉に乳酸がたまっている
- ストレスがたまっている
- 水分・ミネラル・ビタミン不足
- アルコールの飲み過ぎ
こむらがえりが起きたら、不摂生が続いていないか、我が身を振り返ってみましょう。
デスクワークが多い人の歩き方は「すり足」ぎみで、ほとんど足首を動かしていません。
このような歩き方は、こむらがえりのもとです。
こむらがえりになってしまったら
- 足をゆっくり伸ばし、力をぬいてしばらくじっとする
- 近くに壁があったら、寝たまま足の裏で壁や床を強く押す
- 近くに人がいたら、足の裏を押してもらう
ふくらはぎの役割とは
人間の血液は重力のため約70%が下半身に集まります。
その血液をふくらはぎは重力に逆らって、せっせとポンプのように血液を心臓に戻す役割をしているのです。
熊本地震のエコノミー症候群
最近起きた熊本地震では、自宅での生活が危険なため、乗用車の中での寝泊まりを余儀なくされてしまいました。
そして、その方法をとった避難者の一人が亡くなり、その死の原因で大騒ぎになりました。
それは、エコノミー症候群という病名でした。
エコノミー症候群とは
飛行機や車の座席は決して広いとはいえません。
その狭い座席に長い時間座り続けていると、血のめぐりがとどこおり、時にひざの裏側の静脈などに血栓ができる。
立ち上がったとき、その血栓が肺に飛んで血管を詰まらせる、という病気が、エコノミー症候群です。
ふくらはぎの力で認知症を克服!
「きんも100歳、ぎんも100歳」で一躍、人気者になったきんさんは、90代のとき下記の症状がありました。
「あいうえおがうまく言えない」
「1から10までもうまく数えられない」
心配したご家族が手をつくしてたどりついたのが「ふくらはぎモミモミ」でした。
「ふくらはぎモミモミ」を始めてから、性格も前向きになり、意欲的になったそうです。
「ふくらはぎモミモミ」のポイント
- (血液を心臓に戻すつもりで)アキレス腱からひざ裏に向かってもみながら上がっていきます。
- (指でふくらはぎを押しながら)腹式呼吸でおなかをへこませて息を吐いていきます。
- 指の力をぬきながら息を吸います。
汗や尿が出やすくなるので、前後に水やぬるま湯をまめに飲んでくださいね。
もみ方は「ちょっと痛いけど気持ちいい」強さがいいです。
ふくらはぎが硬い人はさすることから始めるだけでOK。
笑顔をつくると筋肉の緊張がとれます。
笑いも大事
たとえ精神的に落ち込んでいても、ふくらはぎと向かい合うときは、形だけでも口の両端を上げて、スマイルしてください。
笑顔をつくると、脳は顔の筋肉の動きから「気持ちいい状態」だというメッセージを受け取ったと思い、リラックス脳波のアルファ波が現れハッピーホルモンと言われるセロトニンを分泌します。
セロトニンは心を前向きにする脳内物質。
笑う門には心も体も健康が訪れるのです。
ふくらはぎをもむとトイレの回数が増えて老廃物が出ている感じで体が軽くなりました。
夜中に何度もトイレに起きていたのですが、ふくらはぎをもみ始めてからトイレにいく回数が減りました。
ぐっすり眠れるのはありがたいです。
足を5分もむだけで血圧が下がりました。
薬で血圧を下げると具合が悪くなるので助かります。
<終わりに>
ふくらはぎをもむことって、こんなに身体に良いなんて、ちっともしりませんでした。
朝目覚めると伸びをしたくなります。
でもこのときに血のめぐりが悪くなっていたら、あっという間に「こむらがえり」です。
普段からふくらはぎをもむ習慣をしているとステキなことがたくさん起こります。
- 夜中にトイレに行く回数が減る
- ぐっすり眠れる
- 血圧が下がる
これだけでも健康になることがわかりますよね!
血のめぐりが悪いという原因は、「こむらがえり」だけを引き起こすのではありません。
なんと、「冷え性」にも大きく関わっているのです。
身体が冷えるのは、本当につらいです。