鎌倉の長谷寺、このお寺は何度訪れても素晴らしい。
長谷寺で有名なのは紫陽花だけではない。
秋から冬にかけての紅葉は圧巻としか言いようがない。
パンフレットで見る十一面観音は、出会う前からワクワクする。
晩鐘、弁天堂、そして見晴らし台と
剛健な建造物と景勝地が織りなす寺風景の集合体は相当な価値だ。
鎌倉に来れば必ず寄らなければ損じゃないかとさえ思う。
もう一つおもしろい魅力がある。
鎌倉のお寺で唯一、
紅葉がライトアップ(11月下旬から)される寺
なのだ。
鎌倉は「冬紅葉(ふゆもみじ)とも言われ、
11月下旬ころから紅葉狩りのシーズンとなる。
それが12月中旬から下旬まで続くため、
他の地域にくらべ、遅くまで紅葉を楽しむことができる。
鎌倉の各寺の美しい紅葉。
動画の後半〔6:00〕から、長谷寺のライトアップのようすが映し出されます。
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長谷寺の山門をぬけ、期待の観音様を恐る恐る拝観する。
観音堂に入った途端にその大きさ(像高9m余り)に度肝を抜かれた。
しばらくのけぞっていたが、
感動も冷めやらぬまま、海が眺められる見晴台に向かう。
このエリアにある見晴台は、
相模湾を一望でき、そこに立つだけで実に爽快な気分になる。
そして、山の傾斜地を利用した散策路、
自分が花と紅葉の精になったようで心が素直になれる。
見晴台は休憩所も兼ねており、
相模湾を見ながらノンビリと休むこともできる。
見晴台に向かうと「海光庵」(お食事処)が見えてきた。
写真は近くの散策路から見下ろした「海光庵」
お店の前で、ホッと一息です。
木目を基調とした優しさあふれる「海光庵」は、
長谷寺境内にある今流に言えば寺カフェ。
こころが鎮まり、コーヒーを頂きながら
「海光庵」からゆったりと眺める由比ヶ浜のパノラマは格別だ!
また、長谷寺の本尊は「十一面観世音菩薩」は「長谷観音」として知られ、
正式な名前を「海光山(かいこうざん) 慈照院(じしょういん)長谷寺(はせでら)」という。
浄土宗のお寺だ。
江ノ電「長谷」で下車、徒歩5分です。
https://www.hasedera.jp/