お盆は何故7月と8月があるの?

お盆の期間って、7月と8月があり、この時期が仲良く共存してるよね
何故かしら?

14.7.9お盆は何故7月と8月があるの?お盆とは?3

明治時代に新暦が採用されて以来、
旧暦の7月15日は新暦では8月15日に値するので、
7月と8月の2つのお盆期間が存在してしまいました

現在では新暦の7月13日から15日までが都市部で、
新暦の8月13日から15日までが地方で行われています

<なぜ都市部が7月で、地方が8月なの?>

単純に解りやすい理由は、お盆は人が集まる全国的な行事であるということ
同時に都市部と地方でお盆があっては、親戚や縁者などが一同に集まれないよね

また、一説によると、明治になって新暦が採用され、7月15日がお盆と決められても、
当時は国民の8割が農家の人々。もっとも忙しい時期で都合が悪かったという理由もあるようです

偶然にも、8月15日は終戦記念日、人々が過去をみつめるとき
お盆の時期と重なり合い、ご先祖様の供養をする行事とが同調したのでしょうか?

<お盆は先祖の霊を迎える行事>

お盆とは、先祖の霊があの世から帰って来て家族と一緒に楽しいひとときを過ごし
また帰って行くという、日本古来の行事です

今はしっかりと、この行事をするご家庭が少くなってきていますが、
以下のことがお盆には行われる行事として記憶にとどめてほしいものです

・お寺の僧侶が檀家を回ってお経をあげていきます(檀家の多いところお寺で合同の読経)
僧侶については、何軒もの檀家を回らなければならない場合が多いので、無理にもてなすのは避けます
読経してくれた僧侶には「御布施」「御車代」を包みます
※御布施の目安は、東京では新盆で2万円、新盆以外は1万円くらいが多いようです

・お墓参りには一族が揃って出かけます
一族の代表が花や供物を墓前に供え、血縁の濃い順に合掌礼拝して線香や水を手向けます
地域によっては、仏前の火をいただき、それを提灯の中に入れその灯火で先祖の霊を家まで導く所もあります

<迎え火>

12日夕刻か13日午前中に精霊棚や仏壇のお飾りをすませ、
13日の夕刻、精霊棚のところに吊るされた盆提灯に火をともします

そして、家の門口や玄関で素焼の焙烙(ほうろく)にオガラと呼ばれる皮をはいだ麻の茎を折って積み重ね、
火をつけて燃やし、その場で合掌します

これを迎え火といい、オガラを燃やしたその煙に乗って先祖の精霊が家に戻ってくるのを迎えます

<送り火>

16日(又は15日)の夕方、迎え火をたいた同じ場所でオガラを積み重ねて送り火をたき、
家に迎えた精霊にお墓に帰っていただきます

盆棚の飾り物や供物は盆舟に乗せ明かりをともし、川や海に流しましたが、
現在では一部の地方以外は行われていません
(さだまさしさんの歌で有名な九州北部の精霊流しがありますね)

※ご家庭によっては実際に火を焚くことができない場合もあり、
その時は盆提灯に電気で明りを点すことや明りを入れないでお飾りするだけで
迎え火、送り火とすることもあります

<キュウリとナスの精霊馬(しょうりょううま)>

14.7.9お盆は何故7月と8月があるの?お盆とは?

キュウリを馬に例え、お盆のときに少しでも早く迎えられるようにとの願いが込められています
ナスは牛を表現し、お盆が終わってものんびりとあの世へ帰ってほしい気持ちが含まれています

※一説には、精霊がキュウリの馬に乗り、ナスの牛には荷物を乗せて楽に帰れるようにという
意味が込められているとも言われています

<盆踊りのルーツ>

最近では宗教的な色合いは薄れてきましたが、
もともと盆踊りは戻ってきた精霊を慰め、送り出すために催されてきました
また、戻ってきた霊が供養のおかげで成仏できた喜びを踊りで表していると伝えられている地方もあります

いずれにしても、盆踊りで祖先に感謝し、今生きていることの喜びを表現するためと考えると楽しいですね!

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